偶然に生まれるかたちに興味がある。

それは手仕事によって具体的になることが多い。

絵の具であったり粘土であったり、腐食された銅板や破いた紙の断片に触れているとき、突然魅力的な表情を見せる。

 

近ごろはカメラを持ち歩き、風景の形や色を採集している。

写真が撮りたいわけではない。

粘土や絵の具と同じような、触覚的な素材を探している。